
・どうやって転職すればいいの?
・どういう手順で転職活動するの?
・仕事が忙しいから効率よく転職をしたい
初めて転職をするとまず何をしたらいいか分かりませんよね?
また建築業界だと繁忙期があり時間がないから効率よく転職したいですよね。
安心してください!この記事はそんな悩みを解消していきます。
- 建築業界 12年
- 元組織設計事務所 8年
- 建設マネジメント 在籍
- 業務をしながら転職に成功!
- 転職で労働時間-40時間を実現

今回は初心者でも転職できる方法をステップごとに解説します。
この記事ではこんな疑問が解決できます!
- 転職する前に考えておくことある?
- 転職って何?
- 転職を決意したらまず何をすればいい?
- どうやって求人を探すの?
- 履歴書のいい書き方はある?
- 転職で差別化したいんだけど良い方法ある?
- 面接ってどんな感じ?
- 内定もらえたら次何するの?
【結論】
この記事を読めば転職の全体が把握でき、ムダな時間を使わず効率的に転職することができます!
転職することで将来が明るくなります!
ぜひ最後まで読んでください!
ステップ0.転職する前に考えよう

転職すべきか考える
今すぐに転職する必要がありますか?
何のために転職をしますか?
そのタイミングは今である必要があるか考えていますか?
「なぜ転職するのか」が自分で分からない場合は一旦、考え直すことをオススメします。
しっかりと目標が定まっていないと現状の労働環境よりも悪化する可能性もあります。

焦って転職しない方が良いですよ。
まずは本当に転職するべきか考えてみましょう。
\転職すべきか悩む人はこちら/
転職=成功ではない
転職をしたからといって成功するわけではない!
「転職をしない」選択も間違ってはいない。
転職をしたら必ず改善されるわけではありません。
転職をしなくても良い人もいるので一旦、本当に転職すべきか考えてみましょう!
- 今の会社でのんびり過ごしたい
- 同期や上司と上手くいっている
- 仕事でキャリアアップして市場価値を高めたいと思わない
それぞれに合った働き方をすることが一番重要なので周りに流されずに落ち着いて考えてみてくださいね!
\転職が怖くて踏み出せない人は原因を知ろう/
ステップ1.転職の基礎知識

まずは転職の基本的な内容を知っていきましょう!

基本的なことを知っておくことは大切です。
何となくで良いので覚えておきましょう!
転職する5つのメリット
転職することで得られることができるメリットを知りましょう!
転職で何を手に入れることができるかが分からないと条件が決まりにくいですね。
建築の設計をしている人は現在、設計事務所かゼネコン、サブコンの設計をされていると思います。
転職では業界や職種、会社を変えられるため多くのメリットが存在します。
その中で特に大きなメリットを5つ紹介します!
- プライベートの時間を増やせる
- 年収が上がる
- 仕事の幅を広げられる
- 人間関係をやり直せる
- 正当な評価をしてもらえる
\転職のメリットを詳しく知りたい人はこちら/
転職する5つのデメリット
デメリットもしっかりと理解しておきましょう!
転職には魅力的なメリットがありますが、その反対にデメリットも存在します。
後で後悔しないためにもデメリットを把握しておきましょう。
特に転職で知っておいた方が良いデメリットを5つ紹介します。
- 仕事内容がイメージと違う
- 条件の食い違い
- 転職先の人間関係、社風に馴染めない
- 年収が下がる可能性がある
- 退職したが転職先が見つからない
\転職のリスクを知りたい方はこちら/
転職する方法は?
職する方法を知っておくことで選択肢を広げておこう!
転職する方法は1つではなく、いろいろあんるんです!
自分のやり方に合う方法を見つけるためにも選択肢を知っておく必要があります。
方法は大きく分けると4つあります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク
- 紹介

選択肢を知っているのと知らないとでは雲泥の差。
\忙しい人は転職エージェントがおすすめ/
①RSG Construction Agent
特徴:建築・設備設計に特化した求人がある
②doda
特徴:求人が豊富、サポートが手厚い
③リクルートエージェント
特徴:求人数、転職支援実績No1
どのくらいの期間が必要?
初心者は余裕を持って9か月以上がおすすめ!
転職する時のために実際にどのくらいの期間が必要かを知っておきましょう!
6か月以内で転職する人が多いですが、初心者は9か月以上を考えておくことをオススメします。
業務と並行して活動する必要があり、いろいろと整理する時間や求人情報を知る時間があった方が後悔しにくくなります。
\以下の記事で更に詳しく基礎知識について説明しています/
ステップ2.転職を決意したらまずやること

目的を明確にしよう(重要ポイント)
転職をして「何を得たいのか」「何がゴールか」を明確にすることが重要!
転職を成功させるために一番重要なことが「目的を明確にする」ことなんです!
なぜかと言うと、目的が明確になっていないと求める条件がないため求人を選ぶ際に膨大な時間が掛かるから。
また転職した後に後悔する原因にもなります。
転職活動中の面接でも必ず聞かれるため、自分の中で整理してみましょう!
\以下の記事で更に詳しく「目的」の重要性について説明しています/
キャリアの棚卸しをしよう
今まで経験したこと、持っているスキル、資格を整理して自分の強みを知ろう!
現時点の自分がアピールできることを書き出してみましょう。
整理することで自分のストロングポイントが分かるので、そこをアピールしていきます。
後で出てきますが「自己PR資料」を作成する時に必要な情報なので、じっくりと思い出して整理しましょう。
建築設計者の転職では資格が必須だったり歓迎条件に記載されているので、保有している資格は全て書き出してくださいね。

経験については携わってきた案件を書き出しましょう。
スキルはBIMだったり気流解析、積算等、他の設計者が出来ないことがあれば書きましょう。
10年後の自分を想像しよう
将来の自分を想像し目標を設定しよう!
転職をしようとなると現状の改善だけを考える人が結構います。
この考え方はおススメできません。
なぜなら転職をした後も仕事をしていくからです。
少なくとも10年後の理想をイメージして目標を設定し、そこにたどり着くために「いつまでに何をしないといけないか」を考えてみましょう!
将来の目標が決まると転職で求める条件がハッキリとしてきます。

面接時にも「将来どういう人間になりたいか」と聞かれることがあります。
将来のビジョンがある人はモチベーションが高い印象を与えられます!
\異業種への転職したい人はこちら/
スケジュールを立てよう
転職期間を設定しスケジュールを立てよう!
「ステップ1」で紹介したように初心者は9か月以上を目途にスケジュールを立てましょう!
実際に応募したら2~3か月で決まるため、応募する前の時間をどのくらい確保するかをメインに考えましょう。
各フェーズの参考となる期間を紹介するので目安として使ってください!
3~4か月
2~3か月
3か月

個人的には「どんな求人があるかを知る期間」をしっかりと確保することをオススメします。
時期によって求人も違うので後悔しないようにしましょう。
\以下の記事で更に詳しくまずやるべき行動を説明しています/
ステップ3.求人を探す方法を選ぼう

転職サイト
メリット | デメリット |
---|---|
・スマホ、パソコンから簡単に閲覧が可能 ・求人情報が分かりやすい ・自分のペースで転職活動ができる | ・条件交渉を自ら行う必要がある ・求人を自分で探さないといけない ・履歴書や面接のサポートがない | ・企業と直接やり取りが必要
様々な企業の求人情報が掲載されています。
一番の特徴はスマホ、パソコンでいつでも簡単に閲覧ができること!
自分の求める条件を検索し、気になる企業があれば応募して直接やり取りをするシステムです。
企業と直接やり取りをしなければいけないので「企業検索やスケジュール調整の手間が掛かる」「面談のアドバイスがない」「自分の条件が適正か分からない」といったことがあることを認識しましょう!
転職エージェント
メリット | デメリット |
---|---|
・非公開求人の紹介がある ・企業の情報を教えてくれる ・条件交渉を代行してくれる ・履歴書や面接のサポートがある | ・自分のペースで進められない可能性がある ・希望とは異なる求人を勧められる ・年収が高い求人を勧められる | ・担当者と相性が合わないことがある
転職エージェントとは、転職希望者の経験や要望をヒアリングし、条件に合う企業をマッチングしてくれるシステムです。
基本的には無料で利用でき非公開求人があることが特徴です。
また企業の内情や企業との条件交渉、履歴書や面談のサポートまでをしてくれるため、初心者にとっては有難いサービスです。
ただし、担当者との相性が合わなかったり自分のペースで進められない可能性もあります。
転職エージェントは人材を企業に紹介し、その成果に応じて報酬があるため成功確率が高い求人や報酬が高い求人を勧められるケースもあります。
\転職エージェントの詳しい説明はこちら/
ハローワーク
メリット | デメリット |
---|---|
・相談や履歴書、面談のサポートがある ・全国にあり扱いやすい | ・求人の内容が分かりにくい ・就職希望者向けのため転職には不向き | ・良い求人があまりない
ハローワークとは、国が運営する職業紹介機関です。
全国各地にあり相談から履歴書、面談等のサポートを受けられることが特徴。
ただしハローワークは「就職」を希望する人向けのため、求人の質は他に比べ落ちます。
求人内容も必要最低限の情報のため分かりにくく、自分の希望する条件にマッチしているかの判断が難しい…。
転職で労働時間を削減したい、年収を上げたい等の「目的」がある人には向いていません。
紹介
メリット | デメリット |
---|---|
・転職できる可能性が高い ・企業の情報を得やすい | ・入社後に辞めにくい | ・条件交渉がしにくい
家族や知り合い、仕事で知り合った人の紹介で転職する方法です。
紹介をしてもらえる=ある程度の評価をされているため、転職できる可能性が高いのが特徴。
紹介してくれる会社の場合、企業情報も収集しやすく職場のイメージもしやすいです。
ただし紹介してくれる人がいるため条件交渉がしにくく自分が求める条件にならない可能性もあります。
入社後も紹介してくれた人のことを考えると辞めにくくなります。
特に口頭だけでの条件を聞いて転職せず、しっかりと書面で条件や業務内容を確認しましょう!
ステップ4.履歴書、ポートフォリオを作って応募

履歴書、職務経歴書を作成しよう
面接する側をイメージして丁寧に書きましょう!
転職サイトや転職エージェントに登録するとサンプルデータ(ExcelやWord)をダウンロードできます。
抜け漏れや誤字がないようにしっかりと記載しましょう。
建築・設備設計者は「職務経歴書」はより具体的に記載しましょう!
どういった案件に携わってきたのかが転職では重要なポイントになります。
この資料を見て求人が来ることもあるので丁寧に作成しましょう!
履歴書、職務経歴書の見本が知りたい人はこちら!

ステップ2で行ったことが、ここで生かされます!
整理した内容を纏めていきましょう!
自己PR資料で差別化しよう
自分がアピールしたい内容をA4で2ページくらいでまとめよう!
自己PRする時に口頭で伝えるのも良いですが上手く話せなかったり、印象に残りにくかったりします。
そこで自己PR用の資料を作成しましょう!
アピールしたい案件を5つくらいに絞って、資料をまとめましょう。

建築・設備設計の人は必ず作りましょう!
面接が有利になります。
\自己PR資料で差別化する方法はこちらで紹介しています/
条件に合う企業に応募しよう
条件に合う求人を探して応募してみよう!
転職サイトの場合は、自分で条件を入れて検索し応募します。
転職エージェントの場合は、条件を伝えると条件に合う求人をいくつか紹介してくれるので、そこから気になる企業に応募を依頼していきます。
建築・設備設計者は転職エージェントがオススメです。
求人サイトで求人を見つつ、気になった業界や職種を転職エージェントに伝え探してもらうのがベスト!!
\転職エージェントランキングはこちら/
ステップ5.面接と職場見学

面接のQ&A
職場見学はするべき?
職場見学できるチャンスがあったら必ず見学しましょう!
職場の環境や雰囲気を直接自分で確認できるのが職場見学です。
可能であれば是非依頼しましょう。
転職エージェントを利用する人はアドバイザーに依頼することで企業側と調整してくれます。
特に別業界に挑戦する人は働き方やオフィス空間が全く違うので見学しておきましょう。

オフィス見学をして「こんな所で働けるの?」とワクワクした感情を今でも忘れませんね。
社員が働きやすい工夫をしている企業はおススメですよ。
ステップ6.内定をもらえたら

どのくらい悩んでいいの?
1週間~10日間が一般的な目安!
回答期限を設けている企業の場合、内定通知から1週間~10日間としている企業が多いです。
ただ基本的に期間が長かったりしても1週間で回答するのが一般的です。
保留にする理由がない場合は1週間で回答するように心がけましょう!
複数社から内定をもらっている場合はどうする?
転職サイトなどで自ら応募している場合は個人で企業に対して回答期限の延長を依頼。
転職エージェントを利用している場合はアドバイザー(担当者)に依頼。
複数の企業に応募し内定をもらっている場合は回答期限の延長をお願いしましょう。
転職サイトなどで自ら企業を探し応募している場合は、個人で企業と交渉しましょう。
転職エージェントを利用している場合はアドバイザーに依頼しましょう。
ただし無意味に延長するのは企業に対して失礼なので決まったらすぐに回答するようにしましょう!

私も複数社から内定もらったので正直に伝えました。
最後の企業の選考が終わってから1週間で回答するようにしましたよ!
退職の準備をしよう
退職願を会社に提出して意思を伝えましょう!
業務の引継ぎもあるので後任の人に迷惑が掛からないように整理する。
いよいよ退職です!
なるべく早めに退職する意思を伝えましょう。
上司に退職の意思を伝えてから部長と面談となるケースが多いと思いますが、おススメは一番最初に部署のトップと面談をし退職願を提出することです。
なぜかというと上司に相談すると引き止められる可能性があり、上司をクリアしても他の人にも引き止められ…とムダな時間が掛かる可能性があるから。
部署のトップに直接話すと書類を通さないといけないためスムーズに進みます。
プロジェクトの経緯や課題、スケジュールを後任に引き継ぐため困らないように情報を整理しましょう。
円満に退職するのが一番なので分かりやすく引継ぎをしましょう!
忙しいけど転職したいなら転職エージェントを利用しよう!

「ステップ0」~「ステップ6」まで解説してきました!

転職ではいろんなことをしていかないといけないんだね…。
仕事が忙しくてもできるかな?
そんな人には「転職エージェント」がおすすめです!
転職エージェントは自分にマッチした求人、書類のテンプレート、書類のチェック、スケジュールや年収等の交渉をしてくれるので忙しい人でも転職を無料でサポートしてくれます!
また一般には公開されていない非公開求人もあります!
①RSG Construction Agent
特徴:建築・設備設計に特化した求人がある
②doda
特徴:求人が豊富、サポートが手厚い
③リクルートエージェント
特徴:求人数、転職支援実績No1
転職エージェントも転職サイトも得意分野がそれぞれあるため、希望条件に合うものを見つけるのも重要です!
【30代におすすめの転職サイト・転職エージェント】
【建築業界におすすめ転職エージェント】
ご不明点等があれば問い合わせやTwitterでDMをしてください!
建築・設備設計者で転職する人のお力になれたら嬉しいです。
それではっ!!