
・転職で失敗しないためにはどうしたらいいの?
・転職する人はどんな目的を持っているの?
・転職を決意したら次に何をしたらいい?
過酷な労働環境や給料が少ないといった環境にいるととりあえず転職したくなりませんか?
でも転職で失敗した人の話を聞くと行動できないってことありますよね。
実は「転職=条件が良くなる」わけではなく、目的がないまま転職すると失敗してしまうことがあるんです!
- 建築業界 12年
- 元組織設計事務所 8年
- 建設マネジメント 在籍
- 転職で労働時間-40時間を実現
- 建築設備士、CCMJ

今回は転職を決意したら目的を明確にする理由とそのメリットを紹介します。
この記事ではこんな疑問が解決できます!
- 目的を明確にする4つのメリットとは?
- 転職する目的とは?
- 目的が重要な理由
- 目的が決まった後の行動とは?
【結論】
転職の目的が明確になると転職活動がスムーズになり、理想とする条件で仕事ができる確率がUPします!
目的を明確にする4つのメリット

面接時に好印象を与える
面接時の自己PRで一貫性のあるアピールができるため面接官に好印象を与える!
目的が決まっていなくても自己PRはできます。
ただし自己PRと面接時の質問で食い違いやズレが生じると面接官の印象が悪くなります。
自分が面接官の立場で考えると、自己PRと質問の回答に一貫性があると「きっと仕事もプロジェクト目的を決めて仕事するんだろうな」と思うのではないでしょうか。
逆に話している内容が食い違っていると本気で面接していないと感じたり、芯がブレている印象を与えてしまいます。
一貫性があると面接官も理解しやすく良い印象を与えることができますね。

面接の時間は限られていますので話の分かりやすさは重要ですね。
短い時間で自分を知ってもらい良い印象を持ってもらうことを考えましょう!
求人情報の判断が統一できる
給料、労働時間、仕事内容、企業ブランドなど一定の条件ができることで、自分が求める企業の求人情報に時間を割ける!
リクルートエージェントの求人は約40万件以上もあり求人情報を見るだけでも一苦労…。
目的がない場合、判断できる基準がないため1社ずつ吟味する時間が掛かってしまったり、条件がバラバラの求人を選択してしまい何を比較すべきか分からず目標を見失ってしまいます。
目標を明確にすることで条件を満たせない求人を見る時間がなくなり、一定の条件以上の求人を検討ができます!
設計業務や現場での仕事は締切や期日があるので毎日転職の求人を確認することは難しいです。
貴重な時間なので目的を明確にしてムダな時間を掛けずにしましょう!
- 年収500万円以上
- 平均の残業時間は20時間以内
- 勤務地は東京都
- 仕事内容は発注する側の仕事をしたい

仕事をしながら転職活動するのでムダな時間は減らしたいですね!
キャリアプランが明確になる
自分の目標が決まることで今後何をするべきかが見えてくる!!
新入社員として入社した会社で働いていると「いつか課長にはなりたいな」という目標がある人は多いと思いますが、具体的に目標を決めていつまでに何をするかを明確する機会はほとんどありません。
転職をするということは今の会社では自分がイメージしている理想を達成することが出来ないから転職を決意しています。
10年後の自分をイメージしながら目的を明確にすることでキャリアプランが見えてきます!
面接でも「あなたの将来の目標はなんですか?」と聞かれる場面も多いので、しっかりと考えておきましょう。

私も3社受けましたが全ての会社で聞かれましたよ!
目標がしっかりとある人はモチベーションが高い印象を持たれます。
転職活動で迷うことがなくなる
迷いがなくなることで積極的に行動できる!
転職活動をしていると「本当に転職した方がいいのかな?」と考えてしまう場合があります。
目的がないまま活動してしまうとゴールが見えていないので道に迷い、通らなくていい道に進んでしまいます。
また転職する上で何に迷っているのか、悩んでいるのかが分からなくなってしまい意味のない時間だけが過ぎてしまうことになります。
目的があると迷うこともなくなり、将来のために行動していると感じられるのでムダなストレスもありません。
転職市場も時期によって求人も変わりますので、ここだって時に迷ってしまうと他の人に取られてしまうので迷いがない方が転職活動では有利!
転職の目的って何?

なぜ転職するのかを整理する
転職をして得たいモノ、改善したいモノを書き出して、なぜ転職するのかを明確にする!
10年後、20年後にどうなっていたいのかをイメージしながら転職の目的を整理してみよう。
自分が求める条件を書きだして何のために転職をするのかをしっかりと整理しましょう。
以下のような内容を自分へ問いかけると考えやすいですよ!
- なぜ今の会社を辞めたいと思ったのか
- 転職をして何を得たいのか
- 転職をして何を改善したいのか
- どういった仕事をしたいのか
- 将来どういう仕事をしたいのか
- 将来どういう人生にしたいのか
とにかく思いつく限りのことを書いてみましょう。
10年後、20年後の理想をイメージしてから書いていくと「何年後にはこうなっていないといけない」と将来像が見えてくるので転職で何を求めないといけないかが分かりますよ!

参考ですが私はこんなことを考えていました!
50歳でサイドFIREしたい!
⇓
40歳で〇〇万円稼いでもFIREできない…。
⇓
30代で副業ができる時間が確保できる企業に転職するしかない!
他の人が転職する目的例を知ろう
転職経験者が何のために転職活動をしていたのかを知りヒントを見つけよう!
エン・ジャパンで35歳以上に「転職で実現したいこと」をアンケートしています。
転職をする目的の参考になるため、転職している人が何を求めているかを知り転職する目的のヒントを見つけましょう。

転職者の多くは「キャリアアップ(年収や役職を上げる)」「やりたい仕事をしたい」「もっとスキルや経験を身に付けて成長したい」が多いですね。
転職する目的が重要な理由

失敗する可能性を下げられる
転職のゴールが明確になることで手に入れたいものを得られる。
転職で一番失敗しやすいのは転職することがゴールとなってしまっていることです。
- 今の仕事に飽きたから転職したい
- 早く今の会社を辞めたいから転職したい
- とくかく転職したいから転職したい
転職活動で企業選びする際に「転職で何を得たいか」によって選択する企業が変わってきます。
残業時間が多く悩んでいたのに年収UPが魅力的で転職し、結果残業時間が増えてしまっては意味がないですよね。
何のために転職するのか目的があると、企業選びする際に失敗する可能性を下げられます。
時間を短縮できる
転職に必要な時間を削減できるため、ムダな時間がなくなる。
転職活動は基本、仕事をしながら活動することが一般的です。
限られた時間の中で活動していくので時間は本当に貴重ですよね。
目的がないまま活動するとムダな時間を費やすことになるため、転職期間が間延びしてしまうリスクもあります。
- 企業探しをする際に全ての求人を確認する必要がある
- 面接の際に転職理由を都度、考える必要がある
- 優先順位がないため迷う時間が発生する
目的が決まったら何をすればいい?

目的を達成する条件を決める
目的が決まったら、その目標を達成するために必要な条件を整理しよう!
転職で求める条件を整理して具体的な目標を決めてみましょう!
将来の目標を考えながら今回の転職でどうなっていたいのか、どうならないと達成できないのかを検討すると必然と条件が分かってきます。
以下の「希望条件リスト」に記載した項目ごとに考えてみてください!
【収入の条件】
- 給与(年収、月給)
- 賞与
- 退職金
【仕事内容】
- 業界、職種
- 自分の経験やスキルを生かせるか
【働き方】
- 勤務地
- 転勤の有無
- リモートの有無
【勤務時間】
- 勤務時間
- 残業時間
- 残業の有無
【その他】
- 雇用形態(正社員か)
- 試用期間
- 福利厚生
優先順位を考える
条件に優先順位をつけることで企業選びに迷わないようにする!
年収が高くて、残業時間が少ない、勤務地は家から近い…と全ての条件を満たす企業はほとんど無い、若しくはあったとしても好条件の案件は競合が多くなります。
条件があまりに高すぎると企業が見つからず膨大な時間を使ってしまい、本来の目的を見失ってしまうリスクもあります。
事前に優先順位を決めておくことで企業選びに迷うことが減りムダな時間が削減できます。
転職の目的や将来の目標と一緒に考え整理しましょう。
- 勤務地が変わっても良いから、とくかく年収を10%上げたい
- 年収10%は減っても良いので残業時間を月20時間にしたい
- 年収10%は減っても良いので転勤をなくしたい

時間は有限なので転職活動でも大切にしましょう。
まとめ

おさらい
- 【メリット】面接時に好印象を与える
- 【メリット】求人情報の判断が統一できる
- 【メリット】キャリアプランが明確になる
- 【メリット】転職活動で迷うことがなくなる
- なぜ転職するのか目的を考えてみよう!
- 転職で失敗する人は転職することがゴールになっている
- 目的が決まったら達成する条件と優先順位をつけよう
転職は人生の大きなターニングポイントです。
また働きながら転職活動をする人が大半なので、なるべく効率的に求人を確認して行く必要があります。
更に時間を有効に使いたい人は転職エージェントを利用することをおすすめします!
【30代におすすめの転職サイト・転職エージェント】
【建築業界におすすめの転職エージェント】
しっかりと目的を明確にして転職で迷わず選択できるようにしましょう!
それではっ!!!