
・転職ってリスクあるの?
・転職の失敗例はどんなことがあるの?
転職して残業時間が減った、年収が上がった等のメリットはよく聞きますが、どんなリスクやデメリットがあるか実際にあるのか知っていますか?
実は転職には多くのリスクが存在していますが、それを知らずに転職活動してしまい後で後悔しても後戻りできないってことが多くあります。
- 建築業界 12年
- 元組織設計事務所 8年
- 建設マネジメント 在籍
- 転職で労働時間-40時間を実現
- 建築設備士、CCMJ

今回は転職するリスクを6つ紹介します!
この記事ではこんな疑問が解決できます!
- 転職のリスクを感じている人ってどのくらいいるの?
- 転職のリスクって何?
- リスクの具体的な内容と失敗例は?
- リスクを軽減させる方法はある?
- 転職しないリスクってあるの?
【結論】
転職で後悔しないためにはリスクを理解した上で転職活動をすることが重要!!
転職することにリスクがあると思っている人の割合

「エン転職」のアンケートによると全体で95%の人が転職することにリスクがあると感じています。
年代別に見ても偏りはなく、ほとんどの人がリスクがあると認識しています。
では具体的にどんなことがリスクと考えているのか紹介していきます。
転職する6つのリスクと失敗例

「エン転職」のアンケートによると多くのリスクを感じていることが分かります。
リスクの中でも割合が多い上位6つを具体的に紹介していきます。
1.思っていた仕事内容と違う
- やりたかった仕事に挑戦したけど実際に働いてみたらイメージと違った。
- やりたい仕事だったので転職したけど大半は全く関係ない仕事ばかりだった。
仕事をしていく中で仕事内容は今後のキャリアに大きく関わるため非常に重要なポイントです!
企業説明や入社前に聞いていた業務がほとんど出来ず、イメージしていた業務とは全く違う仕事が大半を占めることを転職後に知ることがあります。
- 自分のやりたいことを優先し、未経験の業界に挑戦する
- 急いで転職し業務内容を確認していない
今までの経験やスキルを生かして更に自分の市場価値を高めたい人は、「今後のキャリアプラン」「モチベーション」「評価」の際に大きな影響を与えるため注意しましょう!
2.退職したが転職先が見つからない
- すぐに転職先が見つかると思ったら全然見つからない。
- 退職届を出してから転職先を探したら貯金がなくなってしまった。
求人を出している企業だからといって簡単に入社できるわけではありません。
企業側も業績に貢献する優秀な人材を探しているので、誰でも良いわけではなく活躍できる人を求めていることをしっかりと理解し転職活動をしましょう。
- 経験が浅く即戦力ではない
- スキルがなく差別化ができていない
- アピールできるものがない
転職で希望する条件が市場価値よりも高すぎる場合、求人がマッチする件数が減ってしまうのでどういった人材が求められているのかをリサーチしてみましょう。
3.人間関係がうまく築けない
- 転職したけど転職者が少なく働きずらい。
- 社内派閥が嫌で転職したのに転職先でも同じ環境だった。
仕事をする上で人間関係は非常に重要なのでリスクを感じる人が多いです。
人間関係は転職活動中では分からず、実際に入社してみないとどんな人がいるのかが分からないので不安に感じてしまいます。
今の会社の人間関係が嫌で転職したが、結局転職先でもあまり変わらないということもあります。

転職をキッカケにコミュニケーション方法を変えてみましょう!
4.会社・社風に馴染めない
- アットホームな社風に憧れ転職したが、仕事以外の拘束時間が長すぎて辛い。
- 経営層の考え方が合わずモチベーションが上がらない。
社風が合わないとストレスを常に感じてしまいます。
アットホームな会社に憧れて転職したら、仕事以外の時間での交流が多くプライベートな時間が少なく辛く感じたりします。
事前に転職会議などで企業の口コミをリサーチしておくと便利!
- 仕事以外での交流があるか
- テレワークを取り入れているか
- 離職率がどのくらいか
5.給与が上がらない
- 求人に記載されている給与と実際の金額が違った。
- やりたい仕事を選んだため年収が下がってしまった。
厚生労働省が調査し発表している資料でも転職して年収が下がっている人が3割程度いることが分かります。
以下の表では転職を考える25~39歳を抜粋して記載します。
年齢区分 | 年収が減少した割合 | 1割未満の減少割合 | 1割以上の減少割合 |
---|---|---|---|
25~29歳 | 32.3% | 10.4% | 21.9% |
30~34歳 | 31.9% | 10.7% | 21.2% |
35~39歳 | 33.7% | 6.4% | 27.3% |
全体 | 35.9% | 9.1% | 26.8% |
新しいことに挑戦することを優先する場合、経験や資格がないと年収が上がりにくいことを理解しておきましょう。
- 新しい業界に挑戦する
- 今までの経験やスキルを生かせない
- 急いで転職する必要がある
年収を絶対に上げたい人は経験やスキルが生かせる企業を選択するべきです!
6.自分の経験・スキルが通用しない
- 転職後に自分の実力不足に気づき仕事についていけない。
- 業界や職種を変えたらイメージしていたよりも経験やスキルが通用しなかった。
自分の経験やスキルに自信があり転職したら、生かせる部分が一部で仕事についていけないことがあります。
自らを過小評価しなくても良いですが、あまりにも市場からかけ離れた過大評価をしないようにしましょう。
特に業界や職種を変える場合、業務内容や仕事のやり方が変わってきますので、今までの経験+柔軟な対応が求められます。
現代は常に変化しておりどの業界でも臨機応変に対応できる人材が求められています。
リスクを軽減させる方法

転職ではリスクを知った上でどうやって対策していくかが重要!
リスクを理解してどのように対策をしていくかが重要です!

対策をすることは分かったけど、何をすればいいんだ…。

リスク対策もしっかりとあるから安心してね!
\リスクを軽減する方法は以下の記事で詳しく説明しています!/
転職しないリスクも考えておこう!

リスクが怖くて転職しないままでいると結局何も変わらず成長しない。
転職のリスクを紹介しましたが、リスクを考えると現状維持で良いかもしれないと思っていませんか?
現状の環境で成長し満足して働けるのであれば問題はありません。
でも転職を考えているということは何かしら悩み、不安があり改善したいと考えているはずです。
- 労働環境の改善
- 大幅な年収UP
- 新しい経験
- あなたの市場価値
現状のまま成長もせずストレスを抱え、労働時間や給与も変わらないまま働き続ける方がリスクがあります!
まとめ

おさらい
- 95%の人が転職にリスクを感じている
- 転職する6つのリスク
- リスクを軽減させる方法
- 転職しないリスクも考えよう
何事もメリットだけでなくリスクを認識し行動することが重要です。
リスクを知らずに転職活動してしまうと転職後に後悔する可能性が高まりますので十分にリスクを理解した上で転職活動をしましょう!!
今の環境を変えたくて転職をすると思いますので、何かを得るためにはリスクが必ず存在します。
ただリスクを取らないと何も変わらない、何も得られず結果的に何も残らないというリスクがあることも認識しましょう!
リスクと対策を理解したら転職のメリット・デメリットや転職の方法を知り、転職活動の準備をしていきましょう!
転職で今の環境を変えたい方の少しでも参考になれば嬉しいです。
それではっ!!