建築設備士を独学で挑戦した失敗例|3回不合格となった経験者の体験談

悩み人

建築設備士に挑戦したいんだけれど失敗談とかあれば教えてほしい!

ガルベス

実は3回も不合格になっているんだよね。
同じ経験をしないように失敗談を紹介するよ!

資格を取得する時、合格への道筋やポイントはよく聞くけれど失敗談ってあまり聞かないですよね。

失敗した話は人には知られたくないから当たり前かもしれません。

でも失敗したことから学ぶことが多いので、これから挑戦する人には貴重なアドバイスになります。

実は…私は建築設備士の資格に合格するまでに3回も不合格になっているんです!

この記事の執筆者
  • 建築業界 12年
  • 組織設計事務所 8年勤務
  • PM/CM会社 在籍
  • 転職エージェントを利用して転職に成功
  • 転職で労働時間▲40時間を実現
  • 転職1年目で年収1.2倍を達成
  • 建築設備士、CCMJ、消防設備士甲種4類

今回は建築設備士の試験に3回も不合格となってしまった失敗談を紹介します。

この記事ではこんな疑問が解決できます!

疑問
  • なぜ不合格となったのか
  • 何を改善したのか
  • なぜ合格できたのか

【結論】
資格を取得する目標を明確にすることが重要!

目次

不合格となった3つの理由

勉強時間の不足

不合格の原因①

4月から勉強開始し週4時間程度。1次試験まで50時間くらいしか勉強しなかった。

普段から設計事務所に勤務し電気設備設計をしているため、いずれは自然に取得できる資格と思っていました。

平日は朝から日付が変わるくらいまで仕事しており勉強する気力がなく、休日も寝る時間とストレス発散の時間を優先していましたね。

急いで資格と取っても仕事が増えるだけだし…とメリットも感じなかったのも大きかった。

建築設備士の1次試験は電気設備以外も建築一般知識や法規、空調、衛生とあるので勉強する時間を確保する必要があります。

試験問題の対策ができていない

不合格の原因②

過去5年分の問題集を解けば合格できると勘違いしていた。

建築設備士の過去5年分の問題と解説がある書籍を解いて暗記すれば合格できると勘違いしていました。

とにかく同じ問題を解いて暗記していましたが、実際の試験問題で全く同じ問題は数少ないので過去問は解けても試験問題ができないという状態でした。

解説を熟読せずに答えを覚えるように勉強していたので、その問題自体を理解していなかったと言えます。

また試験にはよく出題されるような問題や傾向もありますが、当時は全く考えずに無駄に勉強していたのも良くなかったと後悔しています。

モチベーションが低い

不合格の原因②

なぜ資格を取る必要があるのかが明確ではなかった。

合格できない一番の原因は資格を取るというモチベーションが低いことです。

貴重なプライベートな時間を割いてまで勉強する意味があるのかと当時は考えていました。

正直な話、資格を取っても多少は評価が上がりますが年収からすると数万円程度だったのでやる気がありませんでした。

また建築設備士がないと参加できないような大規模なプロジェクトの仕事が増えるため、仕事も忙しくなるのかぁと考えるとモチベーションが上がりませんでしたね。

合格するまでに改善した3つのポイント

資格を取得する目標を考える

改善ポイント

何のために資格を取るのか目標を立てよう!

仕事をしながら勉強するため明確な目標は重要です。

できるだけ具体的に目標を立てると誘惑されずに勉強できるので意識してみてください。

建築設備士の資格を取得するメリットは以下の記事にも書いているので参考にしてください。

試験までのスケジュールを作成する

改善ポイント

スケジュールを作成して、いつから勉強したらよいのか逆算しよう!

 一次試験を突破しないと二次試験には進めないため、一次試験の勉強にどのくらい時間を掛けるか考えましょう!

仕事である程度の知識がある方は150時間、建築設備関連の知識があまりない人は200時間くらいを目安にスケジュールをつくりましょう。

可能であれば平日に1時間は勉強できるスケジュールが望ましいですね。

仕事もあるので無理のない範囲で組み立てましょう。

間違えた問題の分析

改善ポイント

間違えた問題や答えを理解していない問題はマーキングをしておこう!

問題集を繰り返し解いていると複数回も間違えるような問題が出てきます。

こういった問題は、あなたが苦手な問題のためマーキングをしておきましょう。

2回、3回と間違える問題はノートなどに書き写して隙間時間に覚えたり、試験直前に見ることで点数を上げることができますね。

日建学院の問題集はおススメ

受験する人への2つのアドバイス

時間の使い方を考える

アドバイス

時間は有限。建築設備士を取ると決めたら、しっかりと時間を割いた方が近道になる。

実際に3回不合格になって思ったのは中途半端に勉強しても毎年時間を無駄にしていると感じました。

おそらく複数回不合格になるよりも1回で集中して勉強した方が断然、時間を他のことに有効に使えます。

資格勉強で数か月は集中期間もつくって、やりきるのがベスト。

中途半端に勉強をするのは不効率で、結局あなたが仕事以外に使いたい時間が減っていく一方なので、心に言い聞かせて乗り切りましょう!

将来どうなりたいのかイメージする

アドバイス

資格を取ることを目標とせずに、将来どうなりたいかをイメージしよう!

資格を取ることを目標としてしまうと、やる気が出ない時にサボってしまうことがあります。

一度サボってしまうと、どんどんハードルが下がってしまい勉強をしなくなってしまうので気を付けましょう!

あなたが将来どうなりたいのかを明確に持った方がブレずに行動できるので、いつまでにどうなっていたいのか考えてみるのは非常におススメです。

建築設備設計者が転職する理由の記事があるのでヒントにしてみてください。

まとめ

まとめ
おさらい
  1. 不合格となった3つの理由
  2. 合格するために改善した3つのポイント
  3. 資格勉強する時はきっちり確保しよう
  4. 資格を取る理由を明確にしよう

建築設備士を取ってから感じたことは、だらだらと勉強していた時間が勿体なかったことです。

中途半端に勉強することで多くの時間と受験料を失っていました。

これから受験しようと考えている人は建築設備士を取るメリットを知っておくと誘惑に負けずに勉強できます!

受験することが決まり目標が明確な人はおススメな勉強方法も紹介していますので参考にどうぞ。

オススメな勉強方法

カーボンニュートラルやZEBといった環境対策や省エネが一般的になりつつあるため、これから建築設備の需要は増えるため資格を取って基礎知識を身に付けスキルアップしましょう!

それではっ!!!

カテゴリー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次