
・建築設備士は将来性があるの?
・試験の難易度や勉強方法を知りたい!
建築設備関係の仕事をしていると建築設備士を取った方がいいと聞くけど、仕事をしながら勉強するとなると躊躇してしまいますよね…。
また試験を受けようと決めた時に難易度や勉強方法といった試験概要があると便利なのに。
ご安心ください!この記事ではそんな悩みを解消していきます!
- 建築業界 12年
- 組織設計事務所 8年勤務
- PM/CM会社 在籍
- 転職エージェントを利用して転職に成功
- 転職で労働時間▲40時間を実現
- 転職1年目で年収1.2倍を達成
- 建築設備士、CCMJ、消防設備士甲種4類

今回は建築設備士の将来性や試験概要について詳しく解説していきます。
この記事ではこんな疑問が解決できます!
- 建築設備士のメリットってあるの?
- 建築設備士の年収ってどのくらい?
- 建築設備士の試験難易度は?
- 建築設備士のおすすめな勉強方法とは?
- 建築設備士の試験での失敗例
【結論】
この記事を読めば建築設備士の必要性が分かり、最短ルートで試験対策することができます!
個人のスキルが重要視される時代にスキルはとても大切な能力です!
ぜひ最後まで読んでください!
建築設備士を取得する3つのメリット

- 基礎知識が身に付く
- 受験できる資格の幅が広がる
- 転職が有利になる
建築設備士の試験問題では法規や計算問題など業務でも使うような内容があるため、資格を取得できると自然と基礎知識が身に付きます。
また資格取得後に実務経験が4年以上あると、建築学科卒業でなくても「1級建築士」の受験資格がもらえたり、その他資格の受験資格ももらえるため、資格の幅が広がります。
3つの中で一番大きなメリットは転職で有利になる点です。
転職の求人情報欄に必須資格として「建築設備士」の記載されているケースがあり、資格を持っていると転職する際の選択肢が増えるんです!
\メリットについて詳しく知りたい方はこちら/
年収から見る建築設備士の価値

dodaなどの転職サイトに掲載されている求人情報から建築設備士の年収を調査してみました!
職種 | 年収 |
---|---|
建築設計事務所 | 580万円~800万円 |
施工会社(ゼネコン) | 500万円~850万円 |
デベロッパー | 620万円~960万円 |
PM/CM会社 | 610万円~960万円 |
ハウスメーカー | 460万円~910万円 |
ハウスメーカー以外では建築設備士の資格を応募条件に記載している企業がありました。
また応募資格ではなく歓迎資格として記載している企業もあり、建築設備士の資格がある方が年収は高くなっています。
建築の設備関係で仕事をする場合、建築設備士は評価される重要な資格の1つであることは間違いありません。
\具体的な企業名や求人情報を知りたい方はこちら/
建築設備士の難易度

建築関係の類似資格と比較すると
1級建築士<建築設備士<2級建築士
建築設備士の合格率(2018~2022年平均)は17.5%です。
建築の設備関係で仕事をする方が受験することを考えると比較的、難易度は高いと言えます。
建築関係の類似資格の合格率と比較すると以下のような結果でした。
資格名 | 建築設備士 | 1級建築士 | 2級建築士 |
---|---|---|---|
合格率 | 17.5% | 11.1% | 24.4% |
建築設備士は全体の20%以下なので、しっかりとした試験対策をしましょう!
\建築設備士の難易度や合格率はこちら/
建築設備士のおすすめな勉強方法(1次、2次)

1次試験(学科)
独学でも合格することは可能!
過去問5年分のテキストを最低3回は繰り返し解き、6~10年前の問題も解く。
1次試験は新しい問題も出題されますが大半は過去問と類似している傾向にあります。
そのため過去5年分の問題と解説が書かれているテキストを購入しやりこみましょう!
更に過去6~10年分も解いておくと合格する可能性が高まります。
1次試験の勉強に最低限必要なもの
2次試験(設計製図)
講習会に参加し問題の解き方やテキストを手に入れることが合格への近道。
「日本設備設計事務所協会連合」が主催している講習会に参加して、試験のポイントや製図の描き方を学ぶのが一番効率的で合格しやすい。
試験のポイントや解き方を教えてくれます。
正直、講習会で配布されるテキストがないと勉強するのが難しいので迷わず申し込みすることをおすすめします。
講習会で学んだこと、テキストをやりこみましょう!
\建築設備士のおすすめな勉強方法はこちら/
建築設備士の試験に不合格となった体験談

- 勉強時間の不足
- 試験問題の対策不足
- モチベーションが低い
3回も不合格となった私は、なぜ不合格になるのかを考えると3つの理由が分かりました。
単純に勉強時間・試験対策の不足は感じていましたが、一番はモチベーションが低いことが大きな要因でした。
資格を取る理由が会社で取った方がいいような雰囲気があり、自分の意志でチャレンジしていなかったんです。
この3つを知り改善したことで建築設備士に合格することができました!
改善したポイントやアドバイスを別記事でまとめていますので、気になる方はどうぞ。
\建築設備士の体験談/
建築設備士に挑戦しよう!

建築の設備関係で仕事をする人は、建築設備士に挑戦してみる価値があります!
仕事の基礎知識UPし、仕事をできる幅が増えます。
また転職する際も有利になり、これから個人のスキルが重要視される時代に必要な資格です。
1つの会社に定着するのではなく、1度きりの人生で様々な経験ができる選択をすると将来への不安も払拭されますね。
転職していろんな経験をして唯一無二の存在になりましょう!
【転職の進め方】
【建築業界の転職サイト・エージェント比較ランキング】
より良い選択ができるように準備しましょう。
それではっ!!!